人を動かすコピーライティングスキルを身につけるために必要な要素とは?

エンピツでつくるハート

ブロガー(?)の端くれたる人間、“ものを書く”ということを上達させたいと思うもの。先日Kindle本の「早川博通のコピー道」を読みました。

“ものを書く”ということは、それが職業コピーライターであれ、ブロガーであれ、そうではない人であれ、「人にメッセージを伝える」という風に考えれば、誰だって重要な身につけておいて損はないスキルだといっても過言ではないと思います。

早川博通のコピー道」は、主にご自身のプロモーション・セールスライターと求人広告ライターとしてのご経験をもとに、インターネット求人広告の若手ライター向けにメッセージされた本ですが、書いてメッセージを伝えることの本質は共通するもの。さくさく読めて、とても面白かったです。

詳しくは実際に読んでいただきたいのですが、個人的に勉強になったことを一部抜粋で備忘録とします。

トク・ラク・ハヤクを意識せよ

読者が得したなと思えること。読者が楽に読めること、楽しいこと。読者に意図が早く伝わること。

本の中にも何度も出て来ますが、コピーは“サービス業”の側面があるということ。ものを読むという行為は、斜め読みをするにせよ、その人の貴重な時間を頂戴するということ。そう考えれば、読者にとって何かしら得したなぁとか、楽しいなとか、スムーズに読めるなとか、ストンと腹に落ちた、とかそういった感覚を持ってもらうためにライティングすることって大事だな。

顧客満足度ならぬ読者満足度みたいな。きっと読者満足度が高ければ、自然と人気になるかもしれません。

センスとか感覚は“経験”が大切だと思った

他に私が個人的に特に気になったメモ、センテンスを抜粋ピックアップしてみます。

  • 書き出しの大切さ
  • 「いかに言うか」からではなく「何を言うか」から始めること
  • 「力」を「チカラ」と表現する理由
  • 「最大級」とか「最先端」という言葉の疲弊、記号化。
  • コピーのスタイルをつくるには野球で言えば100本ノック
  • 制約を逆手に取って、面白く表現の中で生かせるよう工夫をする
  • 「なぜ」のテクニック
  • 自分にないもの、手に入れられないものを表現する時には「憧れろ」
  • 「スライス・オブ・ライフ」という常套手段
  • 声に出して読み返すとテンポの善し悪しがつかめる
  • 良いインタビュー記事を書くには、好きな分野で良いので、たくさん読む。読むうちに自分の中でモノサシが生まれる。
  • 表現の「品がある、品がない」について

私なんてコピーライターでもない素人ですが、「あ、わかるわかる!」「確かに、その方法ありだなぁ」と思うこともたくさんあって、とても参考になりました。

以前、写真家さんとお話していた時にも、写真撮影をするにも、カメラの機能の善し悪しとかは置いておいて、センスというのは「こんな写真がステキだな」とか「こういうのが好き!」とか「これかわいい。」「かっこいい!」というのを、まずは主観でもいいので感じることができれば、自分はこういう風に写真を撮りたいんだっていうのが分かってくる。そのためにはたくさんの作品に触れるべきだろうし、自分でどんどん撮ってみることって重要だ。その感覚は自分も大学時代からカメラが好きで、カメラ雑誌とかも読んでいたし、Webサイトなんかも見て刺激を受けて、自分なりのスタイルって分かってきたかもしれないなと思います。(別にフォトグラファーじゃないけれど、写真はずっと好きで撮っていますから)

素人がコピーについて、その感覚に近いって簡単に言っちゃうと怒られそうですが、でも本質的にはそういうことなのかもって漠然と思った。なんかスタイルというか、自分にとって自然に書けるとか、楽につくれる瞬間が急にやってくる感じって、どんな創作活動にもありそうだなぁ。

スポーツ選手がフォームを固めるがごとく。そのためには凄まじい練習量が必要。特にプロは。

広告のコピーとか、プレゼンタイトルとか中身とか、採用ページとか求人広告とか、WebサイトやECサイトのライティングとか、企画書とか、ラブレターとか(?)。案外、相手の心や身体を“動かす”必要のある文章ってたくさんあるし、ほとんどの人が必要な場面があると思う。

だから“ライティング”のスキルって、誰しも大切だと思う。
(とはいっても、いろいろな文章ってあって、私はあの契約書関係とか規約関係をつくれと言われたときとかチェックしろと言われたときは頭がクラクラする。それとこれとはちょっと別だけど。)

ブログだけで考えると、ちょっと読みづらかったり、品がなかったりしても、「俺メディア」であるとすれば、キャラが立って良いという捉え方もあるかもしれませんけれど!そこはブログによりけり。

それにしても「書く」ということはアウトプットするということ。そのためにはたくさんの経験というインプットをすることというのは間違いなさそうです。

▼泥臭さとか、人間らしさとかも伝わる感じで、本ステキでした!

早川博通のコピー道

ブラ・トヨ

ブラ・トヨ について

真面目にゲームやアソビの利活用を研究中。 行列と渋滞が苦手。締めのラーメンは食べません。野球は観るのもするのも好きな元テニス部員。妄想と空想と現実の狭間で過ごす。時々ダークサイドが露出しますが許してください。