マーケティングの4つのPに重要な一貫性!ピンチはチャンスだ。

ライブハウスにてギター

先日、マーケティングの観点でビジョンと戦術の一貫性について納得の話を聞きました。マーケティングの4Pで言うところの「Product」「Price」「Place」「Promotion」が見事だな~と、お話を聞きながらうんうんとなっていました。

何かの市販されている製品とか、そういった話ではないのであしからず...。でも、日常の中で、マーケティングのヒントはたくさん転がっているなと思った次第です。

具体的には「ある勉強会」に関すること。内容は“マーケティングに関するワークショップ”です。

肩に力を入れず、お付き合いとかではなく、純粋に「面白そう」と感じてくれる人に集まってもらいたい勉強会。そして参加した人同士が、よくある異業種交流会のようにその場限りの仲というのではなく、「○○さんの知り合い」という共通点と、「同じテーマに興味がある」という共通点で、しかもワークショップだから親しくもなりやすい。

そんな目的の勉強会だから、できれば飲み食いをしながらざっくばらんに、フランクに、気軽に楽しくやりたい。平日の開催だから、できればアクセスが良いところで、夜の数時間を借りれるスペースがいい。

そんなこんなで会場を探すと、あるインテリジェントビルで、広くてきれいなワークスペースと、フロアの主が面白そうと思ってくれたらきれいなセミナースペースを無料で借りれて、アクセスも抜群の場所。またとない感じですよね、普通に考えれば。

ただ、そのスペースは、セミナーを公式サイトで告知までしてくれていたれりつくせりなのだが、ワークスペース自体はその勉強会に興味がない人も含めて自由に出入りできるし、そういう人たちがたくさんいる中での勉強会はもともと意図していたこととちょっとずれる。しかも、「ビジネス」セミナーとして取り扱われてしまい、堅苦しくなる。ちょっと来場者も身構えるかも。いかにオープンで明るいワーキングスペースとはいえ。

で、ギリギリで断ったそう。

が、開催予定日も迫る。

さて、ではどうすればいいか。その他の飲み食いできる会議室は、それなりに費用も高くなるし、やっぱりビジネスっぽくなる。だからといって、こっそり飲食するのも面白くない。で、考えに考えたところ、ご自身のプライベートでやっているバンドで使っているライブハウスを思いついたそう。マスターに連絡すると、二つ返事で「面白そうや。20名以上集めてくれたらうちは何でもいいよ」と言ってくれたそう。

そしてこのライブハウス、チケットノルマがそもそもない。来場者の飲食のみで成り立っている。ジャズとかそういう感じのが似合うライブハウスなのかな。逆に、だからこそ20名絶対集めないと!というのがあるのでプレッシャーらしいが(笑)

で、参加費は、ドリンクチケット2枚と資料代など含めて1500円。後はセミナー講師へなんと「投げ銭」で。講師さんも、その運営に快諾いただいたそうで、そもそも手弁当でやってくれるというのもあったのだが。ドリンク2杯くらい2時間もいれば絶対いくので、実質500円と思えば、安い~。

結果として、勉強会は大成功。次回の予定も決まったとか。同じくそのライブハウスで。(次回いこう、俺)

マーケティングの4Pに直してみると

Productという面では、勉強会の内容自体はビジネスに近い内容だけど、あくまで好奇心と興味で集まって楽しむ形式をとったものであったこと。

Priceという面では、ドリンク2杯つきで1500円ということ。ドリンク2杯の価値っていうのも、参加者同士が楽しむためと思えば、重要な要素だと思う。

Placeという面では、ライブハウス。お洒落で、飲食できて、しかも会が終わった後も残ってダラダラいてもOKで、夜遅くまで楽しめて。いつものビジネスセミナーと違った箱っていうのは、非日常だし、よりその会を楽しい体験にしてくれるのではないでしょうか。

Promotionという面では、参加者が気兼ねなく、安心できる人が来るということが割と重要で、その意味でFacebookで主催者の知り合いのみへの案内。○○さんの知り合いだからきっと信頼できる人だろうってなるし、参加のハードルが下がる。(そもそもその方自身がとても信頼できるという要素も大きい)

このように考えると、目指すゴールと、4つのPが一貫性があるように感じました。また、これはたまたま、と感じるかもしれませんが、やはりその人が持っていた「強み」ですよね。「独自資産」を持っていたということ。その人がおじさんバンドでロックをやってなければ、そんなおしゃれで融通の効くライブハウスは知らなかっただろうし、思いつきもしなかったはず。そして何より、そのライブハウスのマスターをはじめ、周囲の人脈とか、これまでのその人のご経験とか、人柄からくる信頼感とか。

一貫性は、Integratedとかそういう風にいうんだっけ。

小さな事例かもしれませんが、「ピンチはチャンス」と言います。ピンチの時ほど、そういった自身(自社)の独自資産が役立つのかもしれません。マーケティングは面白いなぁ。

ブラ・トヨ

ブラ・トヨ について

真面目にゲームやアソビの利活用を研究中。 行列と渋滞が苦手。締めのラーメンは食べません。野球は観るのもするのも好きな元テニス部員。妄想と空想と現実の狭間で過ごす。時々ダークサイドが露出しますが許してください。