社内SNSの成功率は10%という話題、祈って天に任せるのではだめでしょ!

コミュニケーション

Although social technologies are employed by 70 percent of organizations, Gartner, Inc. said most social collaboration initiatives fail because they follow a worst practice approach of 「provide and pray」, leading to a 10 percent success rate.

引用元: Gartner Says the Vast Majority of Social Collaboration Initiatives Fail Due to Lack of Purpose.

春ごろの話ですが、ガートナー社の調査結果で、社内SNSの導入成功確率は10%という発表がありました。

1000社以上の米国の企業・組織を対象にした調査で、そういった組織内のソーシャルコラボレーションを生み出すサービスを導入している企業は70%で、導入済みの企業における成功率は10%程度らしい。その要因の多くは「Provide and pray」のスタイルで、つまり“あとは運任せで祈るだけ”ということ。

この成功率の低さは、いろいろなところで話を聞いたり、事例を目の当たりにしたりしていると、とても実感と近いイメージです。日本国内でも。

既にFacebookやら、LINEやら、Twitterやらを活用して、社内コミュニケーションを活性化させようとしている取り組みや、その他のエンタープライズ系のSNS(Yammarや、Chatterやらその他たくさん)を活用した取り組みもあります。ですが、明確に活用し切れているところはやっぱり少ない。かといって、自社オリジナルで開発するというのは、そこに対する人件費やメンテナンス、運用コストがそれなりにかかるので、それで活性化しなければ色々と本末転倒。

導入すれば“システム”がなんとかしてくれるという例は本当に多いと感じる。
あと、楽しくないことに使いすぎる例もある。管理という強制力があるので、一定の投稿はしたとしても、目的を果たしているかどうかは甚だ疑問。

社内SNSというのはそれくらい難しい。結局、「機能」じゃないと思う。もちろん、管理者が負担にならないように機能改善、UI改善を図っていくことは当然のこと、最大限追求をしていなければいけないところ。

とはいえ、結局使うのは人間です。事務局として運用担当者がちゃんとサポートすることも重要です。そして何より最も大切なのは利用する目的を明確化しておくことですよね。なぜ、これを使うのか。どのような成果を目指すのか。

どんなこともそうですが、やっぱりここの部分が抜け落ちると、そりゃうまくいかん!

ただでさえ、みんないろいろと忙しい。仕事も。いろいろなSNSも(苦笑、そりゃ疲れるわ)。でも会社としては、社内コミュニケーションを促進したり、インフォーマルなコミュニティづくりをしたり、そのことにより間接的に組織の生産性を向上させたり、従業員のリテンションや、情報共有をしたりなど、意図があって社内SNSを導入するはず。

ゴール設定と、そこに導くためのガイド的役割の担当者(担当チーム)が重要ですね。あと、正直、楽しくないといけない。それは確かなこと!

Whyから始めよ、かぁ。⇒人の行動を促すゴールデンサークルの話

ブラ・トヨ

ブラ・トヨ について

真面目にゲームやアソビの利活用を研究中。 行列と渋滞が苦手。締めのラーメンは食べません。野球は観るのもするのも好きな元テニス部員。妄想と空想と現実の狭間で過ごす。時々ダークサイドが露出しますが許してください。