アドボカシー・マーケティングってそもそも何?

最近、よく聞くようになった“アドボカシー・マーケティング”という言葉があります。私自身、聞き慣れない横文字をなんとなく理解もせず使っちゃうと嫌だなと思うので、調べてみた。

本来の“アドボカシー”という言葉は、Wikipediaによると、

アドボカシー(またはアドヴォカシー、advocacy)とは、本来「擁護」や「支持」「唱道」などの意味を持つ言葉で、日本では、近年、「政策提言」や「権利擁護」の意味で用いられるようになっている。また、アドボカシーを、「社会問題に対処するために政府や自治体及びそれに準ずる機関に影響をもたらし、公共政策の形成及び変容を促すことを目的とした活動である」と定義する専門家もいる。

ということらしい。なんとも難しい話ですが、要は“何かを支持することで、あるものに影響を与える活動”ということなんだと思う。

それをさらに“アドボカシー・マーケティング”という用語として見て行くことにすると、

短期的な話題化を目的としたバズ・バイラル型と違って、アドボカシー型の目的は、消費者との中長期的な関係性を強めること。これは「エンゲージメント」という言葉で表されることも多い。...(中略)
既存顧客との関係性づくりは、すでにCRMとして実施している企業が多いけど、既存顧客「以外」の消費者とのキズナをつくる活動は、いままで実施することができなかった。(キズナのマーケティング/池田紀行,2010)

そこに、巨大なソーシャルメディアが登場したことで、結果こそコントロールできないが、消費者とフラットな立場で対話できる場所が出現した。そこで行われる、“顧客(新規・既存顧客問わず)との中長期的な、明日以降の売上げをつくるための関係性づくり”がアドボカシー・マーケティングといえる。

一方的にPRしたり、関係性を築こうと情報発信を続けるような通常のマーケティングやCRMとは対照的なものということです。

※米マサチューセッツ工科大学のグレン・アーバン教授の著書『アドボカシー・マーケティング 顧客主導の時代に信頼される企業』(英治出版)が2006年11月に翻訳出版されてから日本で知られるようになったそうです。

 

ブラ・トヨ

ブラ・トヨ について

真面目にゲームやアソビの利活用を研究中。 行列と渋滞が苦手。締めのラーメンは食べません。野球は観るのもするのも好きな元テニス部員。妄想と空想と現実の狭間で過ごす。時々ダークサイドが露出しますが許してください。