好きなことや、見た目が恰好よく最先端のことをするのがベンチャーではないぞと。

何かが違う。

先日、とある呑み会に参加しました。そこではとあるハッカソンに参加されたチームの方々がいました。いろいろと話をしていて、その話の流れで、デザイナーの方にうちのサービスを見て、もっとUIを頑張ってくださいよ、って言われた。しかも、ベンチャーやっている意味ないじゃないですか、とまで言われたのです。

その方は、真っ直ぐにそういったことを言うところがステキですし、嫌いじゃないタイプの、おもしろい若手人材です。そうした断りを入れた上で…私の感じた事を。

UIにこだわることは大事。大事だが、決して目新しさや、最新のハードの最先端の表現をすることが最良の選択ではないですし、新しいビジネスモデルで新しいことをしているからたまたまベンチャーかもしれないですが、自分たちは自己満足のマスターベーションをしているわけではなく、「ビジネス」をしているのです。(ただし新しいものにアンテナをはりながら、次なる事業も考えることも、めちゃくちゃ重要なので、絶対にそこはないがしろにしてはNGです。)

きっとうちが提供しているサービスの見た目は、めちゃくちゃ目新しいものではないかもしれないですが、その領域においては分かりやすいと評価されているものですし、少なくとも実際に使うユーザの多くが触れていてすぐに使い始めることができるものなのだと思う。もちろん、まだまだ改善しなければいけないことがたくさんありますが。

世にいう「ベンチャー」と実際に使うユーザ、特にB2Bサービスの場合はその担当者・担当部門との意識、認識の乖離がものすごく激しいと思っています。これは業界全体の課題でもあり、その穴を埋めない限りは、市場が飛躍的に広がることも無いとは思っています。ですが、それでもだいぶハードルは下がって来ています。

例えばFacebookだって、今や世界で最も有名な企業の一つに数えられると思いますが、当初めちゃくちゃ目新しい技術を用いていたかといえば、そういうわけではなく、既存の技術や既存のUIの組み合わせで、新しい価値を生み出していたわけですよね。

自分たちは浮かれポンチなベンチャーをやるんじゃなく、改めて地に足をつけたビジネスをして、目立たなくてもちゃんと価値を提供していけるような会社を目指したいと思った次第であります。

で、その某社デザイナーの方を、若いな、とか、実際にベンチャーの泥臭い感じを知らないからだなんて言いたくもなりますが、それを言った瞬間に、自分のアタマが硬くなってたりしないかと、ちゃんと自省することが重要なのです。

なんてね!

ブラ・トヨ

ブラ・トヨ について

真面目にゲームやアソビの利活用を研究中。 行列と渋滞が苦手。締めのラーメンは食べません。野球は観るのもするのも好きな元テニス部員。妄想と空想と現実の狭間で過ごす。時々ダークサイドが露出しますが許してください。