BRUTUSが陳腐化しない理由とは? 編集長、名言多い!

ブルータス

東京編集キュレーターズ : BRUTUSが陳腐化しない理由とは? 西田編集長に聞いてみた.

ちょっと読んでみて面白かったので、ポイントを抜粋しながらの感想。

企画は3種類に分けられます。1つは「売るためのBRUTUS」。2つ目は「広告を取るためのBRUTUS」。最後は「色を出すためのBRUTUS」です。僕は新人の頃から3つ目、「色を出すのだけをやれ」と言われてきました。

売るため、広告をとるため、色を出すため。
実際にはこの3つの要素がうまく調和してグラエーションのように重なってできあがるそうですが、3つの要素に分けるということはとても整理する時にに分かりやすいですね。

何事も行き着くとこまでいっちゃうとブランドになります。

首尾一貫するということ。こだわりを持ち続け、誰がなんと言おうと突き進むことも大事だなぁと思う。それが独自のポジションをつくるのですね。

僕らはマーケティング調査をしません。それは、なぜか。皆で決めたことは正しいかもしれないが、おもしろくないからです。

そういえばトヨタのデザインの話を思い出す。合議制を繰り返して決めたデザインを採用していたが、それでは大衆受けするクルマが出来るかもしれないが、エッジは全く立たない。だから面白くない。だからデザイナーや設計者だけで決めるという方式を取り入れ始めていると聞いた事がある。

皆で決めたことが全て正しいわけじゃないのはよく分かります。もちろん、みんなで話し合うことが必要な事象もたくさんありますけど。

作っている人間は「人より多く笑い、泣き、怒り、悲しむ」ぐらいで走り続けているのが理想です。

いろんな事象を客観的に見ることも大事だけど、いろんなことを自ら体験して、その結果としていろんな思いをして、経験値を増やすことは、それだけその人自身もそうだけど、その人が創りだすものの魅力も増えるんだろうなと思う。安心安定だけを求めていくような人生に私は反対です(笑)

良い雑誌も2年も経てば、だいたい沈むし、陳腐化してしまいます。BRUTUSが陳腐化しないのは、誰も選ばない道を行くからかな、と思っています。ボロボロの橋をわたって、誰も手付かずの野いちごを摘んで、食べる。誰も行かない道を行く。それを怖がらない。そして、壊れないように橋を渡る技術もあります。

既成概念に捕われず、やってみるということは本当に大切だなぁと思う次第です。どんなサービスもコンテンツも、雑誌に限らず2年くらい経つと、やっぱり陳腐化しているように思います。内容によってはもっとサイクルが早いかも。

ネットは「検索」のメディアですが、雑誌は「発見」のメディアです。お客さんにとって、いい店とは「ほしいもの」がみつかる店のことを指します。でも、人は自分のほしいものを自分では見つけられない。

個人的に「本屋」に行く楽しさと、「Amazon」の便利さと近い感覚ですよね。欲しい本があればAmazonで購入する方が早いのですけれど、本屋に行く方が面白いし、新たな発見があったり、頭が活性化したりして好きなんですよね。

ウェブを否定はしないけれど、お金を出して雑誌を買うという行為と、無料でウェブを見る行為は違うと思っています。

お金を出すことによって、「価値」が変わる気がします。お金を出すから、その人の中での満足感にもなるのかなぁと思います。ウェブの有料化は一部で始まっていますけれど、その可能性は考えて行きたいなぁ。

好奇心を人に任せてはいけません。自分自身で経験してそれをカラダに入れてほしい。自分が見たことがないものを追い求めて、汗をかいて、怪我してまで戻ってきて、またその次を考える、それが編集の仕事なのだと思います。

好奇心を持って、いろんなことを経験することで、新たな発見があったり、喜怒哀楽があったり。行動しないと何も変わらないですし、行動しないまま病んでいたり、頑張ろうとしなかったりする人を何人もみてきましたけど、編集のお仕事に限らず、自分自身で制約を設けずにチャレンジすることって大事なんじゃないかなと思った次第です。

ふぅ。

photo by: shinji_w
ブラ・トヨ

ブラ・トヨ について

真面目にゲームやアソビの利活用を研究中。 行列と渋滞が苦手。締めのラーメンは食べません。野球は観るのもするのも好きな元テニス部員。妄想と空想と現実の狭間で過ごす。時々ダークサイドが露出しますが許してください。