チームで成果を上げることをRPGの世界に置き換えて考えてみる。

ドラクエ

チームで働くことについて考えてみました。会社ブログにも書きましたが、こちらではちょっとくだけた感じで書かせていただきます。

「チーム」っていうのは、単なる人の集まりである「グループ」とは異なるって聞きました。チームは何かの目的を成し遂げるために相互に助け合いながら戦う「チーム」。それはまさしく、RPGで言えば、パーティです。

WBCだって(今日準決勝で日本は敗退しちゃいましたけど)、いろんな“チーム”から集められた寄せ集めかもしれないけれど、共通の「世界制覇」「3連覇」を成し遂げるという共通の目標を持っている「チーム」です。(責任をなすり付け合ったり、負けたからって戦犯を見つけなきゃ気が済まないっていうのは、なんかあれですよね。そういうことを煽る人もマスコミやネットの中にはいますけど!)

まだ冒頭しか読んでいないのですけれど、齋藤ウィリアム浩幸氏の著作「ザ・チーム」を読み始めたことをきっかけに、ちょっと自分なりに考えてみました。

ザ・チーム (日本の一番大きな問題を解く)

なんせ私は仕事でチームビルディングを最大限サポートできるWebサービスを展開しているものですから、このあたりは改めて思考を巡らせるのです。

ちょっと企業におけるチームで振り返り

どうやら「ザ・チーム」によると、客観的に見て、日本の組織において決定的に欠如しているのは「チーム」らしい。あと、うちのサービスについて言及してくださった方が「この良さが分からないのは、きっとチームで仕事をしていないからでしょう。」とおっしゃっていたのも記憶に新しいのですが、ほとんどの組織でみんなが自分の損得だけで動くようになってしまっているのかもしれません。成果主義が間違って解釈されて運用された結果だとも言われています。

でもそう言われてみれば、確かに無い。私自身、チームで成果を目指すという意識が、今でこそ分かるようになったし、現に今の仕事ではチームで動いているのですが、これまでの過去の経験でチームを意識することが実は少なかったことに気付く。

組織名上のチームはもちろんあるのですが、どうにも個に焦点が合っているというか。チーム目標はあれど、実質は個人商店の集まりで、チームを意識するのは誰かのショート分を誰かがカバーしてくれたとかそういう時。でも責任はもちろん個人に対するものが大きい。もちろんそれも大事だけれど。企画系の部門にいたっては、それぞれやるべきことも違っていて、チームなんだかどうだか。

でも、実は少しだけチームを感じたことがある。営業時代のある上司は、転勤してきたばかり。でも責任は俺がとるから的などんと構えていて、安心して自分らしく営業ができた。他メンバーもそれぞれに、カバーしあえてた気がするんだな。もうだいぶ前の話なので、感覚でしか覚えてないのですけれど。

あと、企画時代、すっごく厳しいマネージャーと、一緒にがんばってくれるリーダーがいて、アシスタントのスタッフがいて、その時はそれぞれに分業はあれど、一つの成果に向かっている連携感があったな。一体感というか。だからきつく怒られても、頑張れた気がしますし、すごくストイックにやれた。

チームって改めて大事だな。私がランニングを始めるきっかけになった駅伝でも、走るのが久しぶりで、ものすごくしんどくて、でもタスキをつなぐんだって思うと、頑張れて、終わった後の達成感も一入。1人だとくじけそうでしたから。

RPGの世界なら…「チーム=パーティ」

ドラクエ

さて、個人ブログにつき、カタいことはここまでにして。私が好きなRPGの世界へと…。ドラクエを参考に。

1人で冒険して竜王倒してお姫様を助けてしまうドラゴンクエスト1の勇者様はすごすぎるので、ちょっと横に置いておきます。天才的なバトルセンスと、血がにじむような努力をしてスキルとマインドを磨かなければならないでしょう。現実なら。きっと。たぶんきっと。

それ以降の比較的凡人に近づいた主人公たちを参考に。基本的に1人で冒険して、魔王を倒して世界平和を実現することは、難しい設定のはずです。(たまにやっちゃう人いますけど)

ルイーダの酒場

ルイーダの酒場にて 画像引用元:http://asame.sakura.ne.jp/dqf155.png

主人公たちはそれぞれに得意分野があって、お互いに助け合いながら戦う。

  • 勇者:基本的にオールマイティで、場合によってパーティに命令する役割。
  • 戦士:攻撃特化の人。力が強かったり、武器防具も強力なものを装備できる。
  • 魔法使い:魔法でパーティをサポート。力は弱いけれど、敵の弱点を突いた魔法で攻撃する。
  • 僧侶:魔法でパーティをサポート。パーティの仲間の体力を回復させる魔法で守りを固める。
  • 武闘家:攻撃力もあり、素早さもある。装備にあまりお金がかからない。
  • 商人:お金を稼ぐことが得意。パーティの旅路を支える…。
  • 遊び人:基本的に役に立たないが、人を楽しませたり、時々奇跡を起こす。

他にもいろいろ職業はあるけれど、勇者・戦士・魔法使い・僧侶のようなバランスのとれた編成にすれば、これがだいたい代表的ですよね。そして勇者は戦況に応じて「めいれい」を出すのです。

  • 攻め処では「ガンガンいこうぜ!」
  • 形勢不利な時は「いのちをだいじに」
  • 決めたい時は「おれにまかせろ」
  • 平時は「みんながんばれ」
  • 楽しみたい時は「いろいろやろうぜ」
  • ここぞという時は「めいれいさせろ」

とか。

戦況を見極めて、判断をするとかマネージャーみたいですよね。勇者って。

チームがチームであるために

けっこう、企業のチームって、オラオラ系の戦士ばっかり集めたチームとかってあったりして笑。戦士ばっかりだと、守りが弱いですからねー。中には攻撃が効かない敵だっているんですし。攻撃ばかりで回復できなければ、待つのはゲームオーバーですよ。企画部門とかお客様サポート部門とかが、魔法使いとか僧侶的な位置づけでいるのだろうけれど、ちゃんと組織横断的に連携をスムーズにしないと、それも意味ないですよね。同じ営業だってチーム内にそういう役割の人がいても良さそうな気がします。大事なのは一緒の成果を目指すチームという意識を持つことだなぁ。

そう考えると、人を採用したり、人材を配置したり、組織ルールを決めたりという人事って、目的を達成するために組織生産性を上げるために、ものすごく大切なことですね。

どこかの会社で、会社の成長と共に、採用基準を上げるだとか、同じような画一的なタイプの人ばかり採用して、競争力が弱まったという話も聞きました。採用の問題もあるかもしれませんが、かつては日本にもチームがあったはずで、やはり成果主義が日本に入ってきて、それが間違って運用された結果なのかも。チーム解体されちゃったのかな。

ドラクエ

そういえばワンピースって、やっぱりチームですよね。ひとりひとりの個性もすごいけれど、ひとりでは目標を達成することは難しくって。船長(ルフィ)は強いけれど、弱点だらけで、ひとりでは冒険できないわけですよね。でも、航海士(ナミ)がいて、狙撃手(ウソップ)がいて、戦士(ゾロ)がいて、コック(サンジ)がいて、船医(チョッパー)がいて、船大工(フランキー)がいて、考古学者(ロビン)がいて、音楽家(ブルック)がいるんですよね。

本当の意味で「チーム」つくっていくこと、大事だなぁ。

ブラ・トヨ

ブラ・トヨ について

真面目にゲームやアソビの利活用を研究中。 行列と渋滞が苦手。締めのラーメンは食べません。野球は観るのもするのも好きな元テニス部員。妄想と空想と現実の狭間で過ごす。時々ダークサイドが露出しますが許してください。