逆境は最大限の工夫を生み出すチャンスなのだと思う。

Girl with Camera

写真撮影もテーマを制限すると面白い作品集が撮れたりする。

会社で事業やサービスを開発する場合もそうだし、それが会社じゃなくて個人であっても共通すると思うのですけれど、自由があって、資金的な余裕があって、人的物的余裕があると、案外あまり良いものができないと思う。

たくさんのものすごい制限があると、工夫が生まれる。なぜそれが余裕がある時はできないのかって言われれば、それはきっと心理学とか脳学とかで説明するような本能的なものなのだと思う。ほんとの死にものぐるいの工夫はきっと、人のもつ「防衛本能」「生存欲求」みたいなものから生まれるのではないか。

だからあえて「背水の陣」を敷いたりするとか、「窮鼠猫を噛む」という諺があったりとか、詳しくは忘れましたけど、ローマ帝国のカエサルか誰かが戦いの中で劣勢に陥った時にあえて自分たちの船を沈めてさらに自分たちを追い込んだとか、いろんな話があります。

あと有名な話で、ライト兄弟とラングレーの話。知名度、注目度、潤沢な資金と支援、最先端の研究者たちによる優秀なチームを持つラングレーよりも、資金も少なく、支援者も少なく全く認知されていないライト兄弟の方が先に飛行機を飛ばしたという事実。

カヤックの柳澤氏も著書の中でこんなことを言っていたことを思い出しました。

縛りがあると発想が面白くなる。
クリエイティブな世界では予算が決められ、時間が決められ、テーマが決められたほうが、いい作品ができる。天才レオナルド・ダ・ヴィンチも、「狭い部屋は心を引き締める。広い部屋は心を混乱させる」と言っています。引用元:アイデアは考えるな。

一方で、知識やネットワーク、考え方。様々な経験。そういったものは戦うための武器として制限する必要は無いと思う。こないだ見かけてなるほどーって思った欲求五段階説で有名なマズロー氏の言葉がそれを物語っていると思う。

自分の持っている道具が「カナヅチ」しかないとすべての問題が「クギ」に見えてしまうものである。/アブラハム・マズロー

いろいろな知識とか経験を持っていると、問題を解決する手法をいろいろな視点で検討できます。そう考えると、どんな勉強も、どんな行動や経験も決して無駄ではないと思える!

とはいえスタートアップ段階のベンチャーとかで、事業とかサービスを開発する時は、いろいろ制限があるわけだから、一点、選択と集中で、持っているリソースを最大限うまく使って、プロダクトとかサービスを生み出すんだと思う。

武器を予め持っているかどうか、走りながら集めているかどうかが、新サービスの説得力とか、重要なバックグラウンドとして、価値に重み付けをするというか、そんな気がします。

とにもかくにも、厳しい現状を逆手に捉えて頑張ったもん勝ちですねー

そして、リミッターを外すタイミングを見計らう。

photo by: Kris Krug
ブラ・トヨ

ブラ・トヨ について

真面目にゲームやアソビの利活用を研究中。 行列と渋滞が苦手。締めのラーメンは食べません。野球は観るのもするのも好きな元テニス部員。妄想と空想と現実の狭間で過ごす。時々ダークサイドが露出しますが許してください。