多様性を認め当事者意識を持つチームづくりと組織のあり方に学ぶ@APO研

ミーティング中

先日のAPO研では、株式会社プロアシストの生駒社長のお話をうかがい、その後ディスカッションでした。

プロアシスト社の「人が財産である」という考え方は徹底していて、“社員は家族”という思いを実際に様々な見えるものや制度としてつくりあげていて、純粋にすごい!と思いました。

  • 老若何女、年齢、性別、国籍いっさい関係無しの採用。
  • 終身雇用、65歳定年、70歳まで共生(80までOKにするか)
  • 新卒を当初から数名ずつ毎年採用、中途と半々
  • 社員旅行は家族同伴
  • お誕生日会を毎月、経営層は必ず出席
  • シェアアシスト会(お菓子とお題を提供、上下なく30分間の時間)
  • 生駒塾
  • スポーツレクレーション(体育館貸し切り、毎月)
  • 社外研修(各部、各自で決めて申し込み)、社内研修の充実
  • 子育て応援プラスワン宣言企画
  • 社内恋愛OK!(最初は禁止してたが、OKの方がみんな長く働いてくれる。共働きも多い。仕事への理解もある)
  • 子育ては夫婦だけの問題ではなく、会社として支援

etc…

様々な価値観や、様々な状況に置かれている人たちが、それぞれの人が持つ違い、目に見えるものも見えないものも認める風土づくりを大切にしていらっしゃると感じました。いわゆるダイバーシティマネジメントの定着。

以前、このブログでも書きましたが、多様性のある価値観を持った人たちのチームからイノベーションが生まれるということであり、共通の目標を持った異質な人の集まりで熱意を持って助け合う組織が発展する組織なのかな。

異質な人間がある目標を実現するために熱意を持って助け合う組織のことだ。ここが見落とされている点なのだが、チームは単なる人の集まりであるグループとは違う。(中略)チームはイノベーションとアントレプレナーシップの土壌となる。引用元:ザ・チーム (日本の一番大きな問題を解く)

まさしくこれなのか。

そういった考え方を現場まで徹底するには、「経営陣が徹底する→マネージャー陣が徹底する→社員に浸透する→そうして初めてイノベーションにつながる」とのこと。トップが先陣に立ってリードし、管理職が多様性を理解し個を活かす。

特にプロアシスト社は、研究開発型の会社なので、それこそ常にイノベーションが求められる業態。

なるほどーっと思いました。

ちなみに、ここまでの多様性と、長期的な雇用(離職防止でもあり)を実現するために、いろいろな制度も実現してきていらっしゃいますが、制度ありきで考えるのではなく「何のためのやるのか」を、実際にその制度を使いたい(つくりたい)人たちが当事者として考えるということをやっているそう。これはすごく大事かも。

制度やルールが十分でなくとも、その制度を感謝して自分のものにする→次のステップに進めるもの。ということを社員全員が理解することが大切だと。

ワークライフバランスならぬ「ライフワークバランス」だと。(私は個人的にワークもライフも同じというか、ライフの中にワークがあるんでしょ、と考えているのでちょっと考え方は違いますが)

様々なタイプや多様性の人を採用したり、状況が変われば、そういう人に最適な部署をつくればいい、会社の発展性をつくればという。毎日同じ仕事をすることが苦な人もいれば、きっちり安定的な仕事をしたいという人もいて、それぞれに適性は異なるわけで!

立ち上げ当初に採用できていた人材と、近年になって入社希望する人とは、全く志向が違ってくるということはわかるけど、実際にやっぱりそうなんだって。ある程度の規模や知名度になってくると、「雇われたい」「この仕事だけしたい」「安定したい」という人が増えてくるらしい。

ディスカッションの中でありましたが、「運命共同体vs労使関係」の違いなんですかね!小さい会社だと運命共同体だし、そうでない場合は労使という考え方にどうしてもなってくる。

例えば、ある経営者の方が議論の中でおっしゃっていたことで、その方は労働組合を社内に2つ抱えているそうだが、それくらいの規模になってくると制度の希望なども、多くの人の最小公約数のような妥協案に近いものを提示してくるし、人事サイドとしてもやっぱり最小公約数的な制度として取り入れないといけなくなり、結局のところ誰にとっても中途半端な制度が出来上がってしまう。というすごいジレンマ。

企業によっても、様々なフェーズ、環境、業態etc…で、最適な組織や人材活用の方法ってあるんだろうし、それは常に変化もするわけだから、完成!っていうこともないし、常に考えて実践していかないといけないのかなとも思いました。

今回のAPO研も、たくさんの面白い話が聞けました。

この日は某LCCの方も来られていて、ディスカッション後半でいろいろと成り立ちなどのお話を聞いて、めちゃめちゃこれも面白かったです。これはまた別のエントリーとして、思ったことを書きたいな。

ブラ・トヨ

ブラ・トヨ について

真面目にゲームやアソビの利活用を研究中。 行列と渋滞が苦手。締めのラーメンは食べません。野球は観るのもするのも好きな元テニス部員。妄想と空想と現実の狭間で過ごす。時々ダークサイドが露出しますが許してください。