互いを知り認めることが生産性につながるという理由。

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いろんな価値観やバックグラウンドの人がいる

互いを「認める」ということは、互いに信頼関係を築くための第一歩だと思います。では、認めるためには、相手のことをより知らなければいけません。つまり、相手がオープンになってもらわないといけない。相手に自分のことを語ってもらうようにすることが必要になる。

と、ここでは相手との1対1の話ではなく、少し組織の話として考えてみることにします。先日のAPO研のディスカッションの中で、すごく分かりやすい事例がありました。

「夜中に高速道路で気持ちよくクルマを運転していると、後方からものすごいスピードのクルマがやってきてパッシング!あなたはどう思う?」というもの。

私は、そんなんされたら明らかにイラっとします。ほとんどの人がそうなのではないでしょうか。でもその後方のクルマが“急病で高熱の子どもを病院に送り届ける親が運転している”と知っていたら?

逆にほとんどの人は「仕方ない!むしろ応援しなけりゃ。道中気をつけて」と感じるのではないでしょうか。

ほとんどの仕事ってチームでやるものですよね。相手のことを知る(メンバーに興味を持つ)ことからチームづくりっていうのは始まるのかもしれません。そこでやっと、恊働が始まるのではないでしょうか。相手のことを理解していれば、困っている時に助け合うことができるのでは。

だから目標を互いに共有し、やると決めたことを頑張っているかどうかを互いに応援しあったり励まし合ったり時に競い合ったり、真似してみたり、相談してみたり。そんなことを実現できるうちのサービスはやっぱすげーと勝手に自画自賛。

いずれにしても、「互いを知る場をつくる」というのは、組織運営をする中でとても重要だと思う。

あともう一つ、大事な視点がディスカッションの中でありました。人事評価の基準の問題。成果を出すことはもちろん大事だし、それぞれの個人のスキルを評価するのはもちろん当然のことかもしれません。が、それは「当たり前」と考えて、もっと評価するべきは例えば「メンバーを助けているか」とか「励ましたり応援したりしているか」とか「リーダーシップ」とか「フォロワーシップ」とか、そういった“メンバーシップ”的なところを評価すると変わってくるんじゃないだろうか。

つい先日の日経新聞の記事。

実際に独自調査では、質問の「同じ部門の社員同士であっても心に壁があり、会話や協力ができていない。同僚のことを、実はよく知らない」と「顧客(またはシステム利用部門)の厳しい要求に対応するため多忙を極め、周囲と相談したり、アドバイスし合う機会が大幅に減っている」かという質問に対して、ともにほぼ半数が「はい」と回答している。

引用元: 1000人調査が示す「3大疾病」 苦しむ現場に会社は沈黙  :日本経済新聞.

記事ではIT業界に関するものだったけれど、実質はどの業界でも似たようなことが起こっているんじゃないだろうか。そりゃメンタルもおかしなるし、個々人の努力と根性のみでチームとしての相乗効果なんて見込めないから生産性はほんまに低くなる。

イキイキすることの反対って、やっぱりこういうことなのかもな。

ブラ・トヨ

ブラ・トヨ について

真面目にゲームやアソビの利活用を研究中。 行列と渋滞が苦手。締めのラーメンは食べません。野球は観るのもするのも好きな元テニス部員。妄想と空想と現実の狭間で過ごす。時々ダークサイドが露出しますが許してください。