マーケティングと人材の大切さ。

『グローバルベンチャー成功への道と大阪の可能性~マーケティングと人材の大切さ~』と題されたセミナーに足を運んできた。

登壇されてたのは

サンブリッジのCEOのアレン・マイナーさん(元オラクル日本法人の社長でベンチャーキャピタル経営)、シナジーマーケティングの谷井さん(CRMクラウドの国内シェアNo.1)、シルクロードテクノロジーのCEOのフリップさん(グローバル人材管理クラウドの企業)、COOのブライアンさんでした。

どうやらこのニュースに関連する人々。

いろいろ印象的だった話としては、

・事業計画のプランを持ってくる者よりも、プランニングしている暇があったら製品開発、ソフト開発をしてそれを持ってきて触らせるくらいのスピード感がある企業に出資する。(海外ベンチャーキャピタルなどを中心に)

・今、日常で使われているもの(例えば任天堂のゲームとかが分かりやすい)は、“失われた10年”の間に日本でイノベーションが起こったもの。失ったのは“自信”だけのはずだった。

・ベンチャーだからこそマーケティングを。外部要因を嘆いても解決しない。いかに売れる仕組みを“最初”に作りこむか。多くはマーケティングの初期段階での設計不足が大きい。スタートアップ時に認知が無いものほど、大事。

・スピードとコストメリットは圧倒的にクラウド。これをやらないと確実に置いていかれる。

・従業員満足度の大切さ。従業員満足度が高い⇒顧客サービスに影響⇒顧客満足度も高い⇒顧客満足度が高いところは、高い生産性と、地域貢献性⇒結果として満足度の高い投資家が生まれる。(これが逆に、投資家・株主ありきからはじまって逆向きになると大変)

優秀な人材をとりにいく!ではなく、優秀な人材が集ってきたい会社をつくること。例えばGoogleとYahooだとどちらに行きたいか?99%はGoogleと答える。日本企業の従来の良さ(社員を大切にする考え方)をなおざりにすることで、失敗する企業も。富士通の歩合制の成果主義導入の大失敗例。改めてアメリカでもポジティブサイコロジー(ポジティブ心理学)が注目されはじめる。

・クラウドコンピューティングという考え方は実は“日本的”。

それは“カイゼン(トヨタ)”の考え方が根底に流れているから。日々、改良を加えていきながら最良のサービスを提供していくもの。

・新しいアイデアなんてない。いくつかのアイデアをうまくまとめて、焼きなおして新たなサービスを生み出す。iPhoneやiPodだって見た目以外の考え方は決して新しいものではなかった。facebookだって、4度も5度も焼きなおされて出来上がってきているサービス。

今回のセミナー、主催者の意向もあってか、大阪の都市力向上の話も多く。

大阪の“キタ”エリアの再開発に乗じて「クラウドタワー」をつくっちゃおう!とか、「いや、クラウドシティだ!」とかかなり盛り上がり。

つまり、パナソニックやシャープをはじめ、大阪府下の商工会議所だけでも3万社登録されているという企業がクラウドを使いこなすことで、先進的なユーザーが増える⇒たくさんユーザーがいればそこでベンダーも成長する。

日本が東にベンダーが集中しているが、このクラウドの時代が押し寄せている機会に大阪を中心に西を活性化しようという試み?

グローバルハビタット大阪という、海外企業の関西進出や、日本企業の海外進出を支援するインキュベーション施設もできるとか。ちょっと楽しみですね?

とりあえず、アレン・マイナーさんの日本語劇的にうまいというか、言い回しがジャパナイズされていたことがちょっぴり気になった。あと、通訳の人がある意味すごかった。ああ、英語がんばろ。。

ブラ・トヨ

ブラ・トヨ について

真面目にゲームやアソビの利活用を研究中。 行列と渋滞が苦手。締めのラーメンは食べません。野球は観るのもするのも好きな元テニス部員。妄想と空想と現実の狭間で過ごす。時々ダークサイドが露出しますが許してください。